アミノ酸シャンプーの効果

シャンプーの洗浄成分はどれがいいの?

最近人気のある「アミノ酸シャンプー」ですが、一体どういったシャンプーなのか知っていますか?
肌や髪に良いと言われる理由や、他のシャンプーとの違いなど、詳しくご紹介していきます。

 

・アミノ酸シャンプーとは
まずはこのアミノ酸シャンプーとは何なのかをご説明します。
アミノ酸シャンプーとは、シャンプーの界面活性剤(=洗浄成分)にアミノ酸系成分が含まれるものを指します。界面活性剤とは本来混じり合わない水と油の中間の要素を持ち、それを利用して油を含んだ汚れを落とす効果があります。頭皮の汚れというのは皮脂が混ざっているので、その油汚れを落とす為に界面活性剤が必要となるのです。「グリシン」や「メチルタウリン」、「グルタミン酸」などはアミノ酸系の成分が入っていることを示します。
”アミノ酸”はこれまでに約500種類確認されており、ヒトの体もそのうちの約20種類が作っています。アミノ酸は皮膚や血管、内臓などの素となるタンパク質を作っている成分です。体内のおよそ60%は水で出来ていて、残りの40%のうち20%がタンパク質だと言われています。つまり、水分を除いてしまえばヒトの体のほとんどがアミノ酸で構成されているということです。このようにアミノ酸はヒトの体を作るのには欠かせない成分なので、アミノ酸シャンプーが頭皮や髪に優しいということも頷けますね。

 

・シャンプーの種類別に見る髪への影響
シャンプーは洗浄剤によって大きく4つに分けることができます。洗浄力が強い順に並べてみます。

 

 

高級アルコール系(=石油系)

最も広く使用されており、低刺激なのに強い洗浄力が石けんでは落としきれないカスなどの問題を解決する反面、敏感肌や乾燥肌には刺激共に強すぎる可能性があります。

 

オレフィン系

有名なシャンプーでも使用され、植物由来のものもあるので植物由来と謳っていることもありますが、他の成分とのバランス次第では洗浄力が強すぎることもあるようです。

 

石けん系

皮膚への刺激は弱め。”きしみ”やすいので髪が傷んでいたり絡まりやすい髪、また、乾燥した頭皮には不向きです。

 

アミノ酸系

洗浄力がやや弱めながら優れた保湿力で頭皮の乾燥を防ぎます。美容室などで頭皮のケア用に使われることが多く、髪にアミノ酸が浸透するので修復作用があります。

 

洗浄力が弱い程、頭皮の乾燥は防ぎやすいということになりますが、アミノ酸系以外はどれも強い洗浄力をもっています。

 

アミノ酸シャンプーの気になる効果は?

最も使用されている石油系と比べると低刺激なので、頭皮にも髪にも優しいのがポイントです。
決して洗浄力が強いわけではありませんが、そのおかげで皮脂をほどよく落とし乾燥を防ぎます。乾燥でフケが出る人にもおすすめです。

 

ダメージを与えずに頭皮を洗えるので、太くしっかりした毛根からツヤとハリのある髪が生えてきます。
刺激が少ないのでアトピー肌や敏感肌の人にも使えます。また、髪に浸透したアミノ酸の効果で抜け毛や薄毛の改善や、皮脂を落としすぎないことで皮脂が過剰に出ることを防ぎ、頭皮のニオイも気にならなくなるようです。

 

アミノ酸シャンプーにデメリットはあるのか?

良い面しか見えないアミノ酸シャンプーですが、強いてデメリットを挙げるなら「洗浄力の弱さ」ですね。”皮脂を洗い流しすぎない”というのは”汚れた皮脂を残してしまう”とも言い換えられます。
その汚れた皮脂を放っておくとニオイの元となってしまいます。、特に男性は皮脂の分泌量が多いので女性よりもニオイを発しやすいです。

 

もちろん女性だから大丈夫という訳ではないですが、ある程度、洗浄力のあるシャンプーを選びましょう。
石油系よりは髪や頭皮へのダメージは少ないものの、一言でアミノ酸シャンプーと言えど種類がたくさんあるので、選ぶときには注意してみましょう。